建物の外壁や屋根の塗装は、美観を保つだけでなく、建物自体を守る重要なメンテナンス作業です。しかし、塗装工事は安い買い物ではないため、できるだけ塗装の頻度を延ばしたいものです。今回は、そのための工夫をいくつかご紹介します。

ポイント① 風通しを保つこと

建物の周りに物を沢山置いたり、物置が外壁に隣接していたりすると、外壁に湿気がこもり易くなり外壁材を傷める原因になります。外構やガーデニングで植栽する際には、枝や葉っぱができるだけ外壁に当たらないように心掛けましょう。これにより、風通しが良くなり、湿気が外壁にこもりにくくなります。樹液での汚れも防げます。

ポイント② 建物を定期的にチェックする

大きな問題が起きて初めて建物を見るのではなく、定期的に建物をチェックすることが大切です。小さなトラブルを早めに発見し、修理することで、長期的に塗装の時期を延ばすことができます。建物にはこまめなお手入れが必要です。できはじめのコケやカビであればセルフ洗浄で対処できるため、美観を保つことができます。

ポイント③ 耐久性の長い塗料を使う

基本的なことですが、耐久性の長い塗料を選ぶことで、長期にわたって建物を守ることができます。耐候性や耐久性に優れた塗料を使用することで、紫外線や雨、風などの劣化要因から建物を守ることができ、次回の塗り替えスパンを延ばすことができます。適切な塗料選びは、長い目で見たときにコストと手間の節約につながります。

これらの工夫を取り入れることで、建物の塗装の頻度を少しでも延ばし、美しさと耐久性を長く維持することができます。是非、これらのポイントを意識して建物のメンテナンスに取り組んでみてください。