外壁塗装を考える際、どの色を選ぶか迷うことがよくありますよね。そんなときに役立つのが色見本です。色見本は大まかに4つのタイプに分けられ、それぞれが独自の特徴を持っています。この記事では、色見本のタイプごとの特性や、どのように入手できるかについて詳しくご紹介します。
外壁や屋根塗装の色決めで活用される色見本は主に4種類あります。
- 塗装のカタログ
塗料メーカーが発行する塗装カタログには、豊富な色のサンプルが掲載されています。これらのカタログで、理想の色を見つけることができます。塗装のカタログは、多くの場合、塗装業者から手に入れることができます。しかし、これらのサンプルは紙に印刷されているため、実際の塗装とは異なる色の印象を受ける可能性があります。
- 日本塗料工業会 色見本帳
一般社団法人 日本塗料工業会が作成した色見本帳は、ショッピングサイトで手軽に購入することができます。手に取りやすい価格設定です。この色見本帳は専門業者向けに作られているため、色の選択肢が非常に豊富です。そのため、選ぶのが難しくなることもあるかもしれません。（＊使用できない色もあります）また、個人での使用には少々高価に感じるかもしれません。このようなデメリットを考慮して、ご自身のニーズに合った色見本を選ぶことが重要です。
- カラーシミュレーション
パソコンやスマートフォン、タブレットなどを利用して、塗装後のイメージを事前に確認できるサービスです。塗装店や工務店、塗料メーカーが提供していることが一般的です。ツートンカラーや建物とのバランスを見てイメージするのに役立ちます。
- 塗板見本
実際の板に色を塗ってサンプルとして提供されるもので、実際の塗装後の状態に近い色や質感を確認することができます。これは、塗料メーカーから直接入手することができるほか、塗装業者に依頼して作成してもらうことも可能です。塗板見本は、有料で提供されることが一般的です。その分、実際の色や質感を確実に把握することができるため、多くの人々がこの方法で最終的に確認をしています。
この様に、色見本の種類によって入手方法も使い方も様々です。うまく活用して、想い通りの色選びをしましょう。
